fl_soprano’s blog

観に行った舞台の感想がTwitterで纏めることが出来ない時のみ使用します。

TRUMPクラス発表会

遅ばせながら、TRUMPクラス発表会終演致しました。1日ずっと緊張したぁ~。

自分の出演の前に昼公演を観させて頂いたのですが、みんなレベルが高くて、物凄くプレッシャーになってしまいましたが、昼公演は基本的にエンターテイメント性に富んでたので、公演自体を楽しめました。

昼公演の皆様、お疲れさまでしたヽ(=´▽`=)ノ素敵でした〜〜

 

夜公演のゲネで他の出演者方の発表も観たのですが、皆様個性的で表現力が凄くて自分の発表が霞みそうになりました。楽団の演奏会でもそうですが、ステージには魔物が住んでますね。呑み込まれない様に必死で自分の持っている引き出しを全て開けてぶつけていきました。

本番も出演者方が一気にクオリティ上げてきたので本気で呑み込まれそうになり、もう出演せずにずっと観ていたいなんて思った位です(笑)それぐらい楽しかったですし、素敵な出演者方と共演できて、とても有意義な時間でした。夜公演の皆様もお疲れさまでしたヽ(=´▽`=)ノ

 

 

此処からは私自身の反省ですが、1曲だとそれだけに集中出来るからそこまで緊張しない訳で(それなりには緊張してましたがね)、普段やってる演奏会は複数曲やるから集中力が分散しすぎて緊張する訳で……昔、講師に言われた緊張が出る理由はその曲に対して納得のいく出来に到達してないから緊張するという言葉をこの歳になって痛感しました。ステージ上でヘマをしたくないという思いが強かったのでいつも以上に必死に楽曲と向き合いました。

 

どの曲をやるにしても全力で楽譜と向き合っていたのですが、今回の発表会で向き合う事の大事さを改めて見直す切っ掛けになりました。そういう意味では、この発表会に出演出来たことは自分にとって更にプラスの価値を産み出した良い機会でした。

 

 

一緒に出演した皆様、観劇並びに配信をご覧頂いた皆様、そして、このクラスを作って下さったOTO.LIKO様、関係者様各位、TRUMPシリーズ曲の産みの親である和田さん、歌唱者であり今回のクラスの指導者であるエツ子先生。本当にありがとうございました。

 

エツ子先生と続木さんのアクセサリーを勝手に製作させて頂き、贈呈いたしました。お二方とも使って下さりありがとうございましたm(_ _)m

蘇る魚たち

はてブロは本当にお久しぶりです。最近はTwitterで感想をつらつらしてたのですが、どうもこの舞台はTwitterでつらつら出来そうになくて……久し振りに此方を起動させたわけですよ。

 

 

題目の通り、あべのハルカススペース9で上演されている、モトキカクさんの『蘇る魚たち』を観劇しました。男性が被害者の性犯罪をテーマにした作品とあり、主催者側から諸注意がありますが、それ含めた諸々はモトキカクさんのTwitterや此方のサイトにてご確認お願いします→https://motokikaku.stage.corich.jp/stage/171411

 

以下感想になります↓

 

先ず諸注意あったように、マジでキツかったです。途中目を反らしたくなるような事もあったり、息が詰まりそうになったり、本当にいたたまれない気持ちになりました。女性の性被害より男性被害者の性被害は今日今日立証されない事案が殆ど……というか女性被害者の性被害でも立証されず、被害者が泣き寝入りってのもある訳で……被害者である3人(敢えて3人と書きます)はそれぞれに思うところがあり、それぞれにバックボーンもあり、本当に観ていて辛かったです。観ている方がこんなにも辛いと思うから演じていた役者さん方もこれは演じていて辛かっただろうな……と勝手に思っています。

パンフレットにも記載がありましたが、分かったふりをしない。この言葉がこんなにも重く伸し掛かってくるとは思わなかったです。性犯罪ってのは言葉ではどういうのかって言うのは理解しているが、被害者の気持ち、被害者が男性の時もあるというのしっかりと分かるという行為に対して軽んじてはならないという事を改めて肝に銘じる機会になったのではないかと、この舞台を通して感じました。

 

演者3人の演技のぶつかり合い、感情のぶつけ合いが本当に恐ろしくて、もう止めてって言いそうになりました。だけどそれは役者さん方の役に対しての読み込みや理解度があってこそなので、観ていてずっとその世界に引き込まれました(そのお陰で観劇後のしんどさが段違いにヤバかったですがね……)

 

あと、この話をしっかりと理解したく、終演後に戯曲を買いました。他にも性をめぐる話があるのでそっちも読み込んでいきたいです。

BLACK SMITH

今年初の生観劇は、壱劇屋さんのBLACK SMITH

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いやー本当、少年漫画の要素が多く、思わず客席からうぉおおお!!って雄叫びを挙げそうになりました(笑)やったら怒られるので、良い子は真似しないでねww映像化されないのが心残りですが、この舞台を観に行けた事、延期を乗り越えて公演してくださったことに感謝です!!


以下箇条書きですが、感想です↓

これぞまさに壱劇屋!!!!!どの役にもバックボーンありの、一癖ありの、殺陣ありのもう一言では言い表せない!!
振ちゃんの心境の変化に心揺さぶられ、酒呑童子のダークさにキャーってなって、天神様の存在感におおっってなって、もうどれもこれもヤバすぎて私の語彙力が追い付きません!!!!!西分さんの叫ぶ演技は何度も観てきたのに今回のもグッと心捕まれました……。師弟の絆でうるっときました……(´;ω;`)。他にも銃鍛冶コンビの渋い感じにシビレ、鋏鍛冶コンビの親子愛に心打たれ、ブリキコンビの偏愛(?)にジーンと来て、鍋コンビと農具鍛冶コンビのわちゃわちゃが癒しになって、金銀コンビの狂気さが良いスパイスで、もう本当に豪華すぎて最高でした……。更に、赤星さん演じる天神様のあの無邪気な階段の登り方に思わず可愛い……と思ってしまいまして……思わずきゅんとしてしまいました……orz
殺陣の所で行くと、赤星さん坂口さんこばーんさんの殺陣シーンは本当に見入ってしまいました。お三方共、覇気がヤバイ……!!(五彩の神楽の時も凄かったが、それ以上でした……)というか、殺気が強すぎて貴方達、以前人殺したことあります!?ってなりました(赤星さんは壱劇屋さん客演の度にそんな事いつも書いてる気がするが……殺気が……)

購入した台本を読んで……
先ず、漢字の読み方が途中で分からなくなって一回戻るという作業……(武器とかなんかカッコいい漢字が使われていたからつい……)
所々聞きづらかった台詞があって何て言ってるのか分からなかったが読んで納得。特に噺家さんのストーリー回しの速さに途中今何処!?ってなっちゃったのですが、それだけストーリー展開が目まぐるしくて、一個一個が気を抜けずつい見入ってしまう程。なので久し振りに手に汗握る舞台に巡り会えた気分でした。
読み進めるに連れて、各ペアの愛の形がどれも相者相様の書き表しで、更にバックボーンもあって(特に金銀コンビのバックボーンが辛かった(´;ω;`)幸せになってくれ……)、天神様の無邪気な感じから狂気への変貌と一ノ瀬と中御門の掛け合いは、座席の都合上見辛かったので、あーこういう掛け合いしてたのか!!となりました。


ホワイエには、出演者様方のメッセージが掲載されていました。皆様、大変な中、公演を行ってくださり本当にありがとうございました。今年初の生観劇がこの舞台で本当に良かったです。

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タクフェス「くちづけ」

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愛知県の刈谷にある刈谷市総合文化センターにて、タクフェス第8段「くちづけ」を観劇。知的障害者施設が舞台の物語になります。あらすじや作品については此方をご参照下さい↓

http://takufes.jp/kuchiduke2020/introduction.html


以下感想になります。今回は感じることが大きすぎたので、メモ欄で書いた感想をそのままコピペしています。毎度読みづらくて申し訳ないですorz


知的障害者の偏見や差別は、舞台上ではマイルドな表現ではあったが、実際は本当に厳しいし、風当たりはキツいのは事実です。(というのも、私自身、医療関係に勤めているので、そういった現場を見ることもあります……私事ですみません。)
うーやんとともちゃん兄妹みたいに、ともちゃんはうーやんを負担だと思わずに受け入れているのに、それを良しとしない周囲、施設の人達も其々葛藤があり、苦悩しながらも前を向いて過ごしていく……。
もし、あの親子を真摯に向き合ってくれる人がいたらと思うのと同時に、託す方も申し訳ないという心境もあり、板挟みみたいな感じになり、観てて辛かった。本人も家族も、周囲も理解を示して、暖かい世界がいつか出来たら……と、改めて思った。一本さんとまこちゃんのやり取りがストーリーが進んでいくにつれて辛く、これがフィクションじゃなくて実際に起きているんだと考えるとゾッとしました。

合間合間にフッとなる場面があると、此方もニコッとしちゃってまして、特にこの舞台はそれが凄く心の癒しになりました。


開演前とカテコは撮影OKでしたので撮らせて頂きました。

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前説はタクフェス恒例の観客とのふれあいタイム。この御時世で出来る事は限られますが、それでも、温かく、楽しかったです。


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…偶然にも、松村龍之介さんのカメラ目線頂けました(笑)

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ソースの定義

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こんな御時世ではございますが、大阪は京橋にあるアグレカフェザテラスにて『ソースの定義』を観劇しました。感染対策を徹底した上での舞台でしたので、人生初、フェイスシールドを着けましたね(笑)以下はその感想になります。


先ず、この舞台は3つのショートストーリーから成り立っています。なので今回はそれぞれの感想です!( ̄- ̄)ゞ


『ウスタは仕事が出来ない』
タイトル的にウスタさんは仕事の覚えが悪くて上司にいつも怒られてるっていう話なのかなと思ったが、客の対応に追われて業務が出来ないという内容で、そっちかーーと納得しちゃいました(笑)その客もまた、癖が強くて一々いちゃもん付けていくというまぁなんという……
これは劇団Patchの三好くんと吉本くんの二人芝居でしたが、二人ともキャラが立ってて、面白い掛け合いでした(笑)特に吉本くんのあの癖の強さと、三好くんのシャンとした姿。この2つのコントラストがはっきりして、ストーリーが更に面白味が増しました。でも実際、こんな客いたら対応したくないですね……(^^;

『マヨネーズ狂の女』
客が注文した食べ物に、持参したマヨネーズをかけて食べようとするのを阻止しようとして、店員さんと客があれこれ言い合う話ですが、先ず、申し訳ありません。演じられたお二方を存じ上げてなくて、元宝塚の方達だと伺って驚きました。そして、一挙一挙の動作が美しくて、つい見惚れてしまいました……!!こんなにお美しい所作をする方達なのか……すげぇぇ……!!ってなってしまいました(幼稚すぎる感想ですみません!!)
内容は、最初は客側の意見にええっ!?ってなったのですが、段々話が進んでいくうちに、双方の意見にあーーーめっちゃ分かるわぁ……と、染々してしまいました。恋愛って、難しいですね……。

『ワンランク上のやきそば』
先程の2つのストーリーにご出演された方達と、ストーリーテラーの方とで織り成すお話です。五者五用のアプローチと、2つの話がここで繋がり、これでこの舞台は完成されるのかーと感じました。あと、あのやきそばの作り方、やってみたいな……

余談ですが、この舞台はご飯を食べながら楽しむ舞台との事でしたが、ワンプレートに出てきた焼きそばも、とても美味しかったです!( ̄- ̄)ゞ
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Zoom演劇という新しい演劇のカタチ

題目は真面目そうな題目ですが、中身はてんでペラッペラでございますwww
はてブロはお久し振りですね。最近はステイホームや、ソーシャルディスタンス等もう有りとあらゆる事が制限される日々を送っています。息が詰まる日もありますが、元気に生きています。

劇団Patch『ロックダウンスパイ』全5話を観賞。これは最近話題のZOOMというアプリを使った演劇になります。この御時世、外へ行くにもままならず、観劇なんて出来ないのですが、この新たな形態のお陰で、自分自身が観客として、画面上の役者の演技を見ることが出来る、リアルタイムで行われているので、全てが生モノという観劇して感じることに触れることが出来て、本当に良いと思いました。
全話見終えて、スパイ達の関係性や、愛らしい部分、なんかカッコいいけど抜けている。三者三様に個性が強いキャラで、全話全てが愛おしくなりました。伏線も回収されて、とても面白かったです。

因みに、劇団Patch『ロックダウンスパイ』の粗筋は此方から↓
https://match-ing.jp/lockdownspy/

残り2日間。まだまだチケット発売中です。ご興味ある方は是非!!

各話のおさらい動画もPatchのチャンネルでうpられています。今ならまだ間に合います!!

第1話あらすじ↓
https://youtu.be/wemp8uFXxjw

第2話あらすじ↓
https://youtu.be/0FgcG00Mgvs

第3話あらすじ↓
https://youtu.be/xuXIF-sqEHo

第4話あらすじ↓
https://youtu.be/GcO8-sjg4cQ

カーニバル13!!

はてブロはお久し振りですね(*´ω`*)ご無沙汰しています。

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Patch stage vol.13「カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!カーニバル!」を観劇しました。先ずタイトルが長いwwwwwww長すぎるので、公式で使われているハッシュタグのカーニバル13で御勘弁下さいorz打っててこれちゃんとカーニバル!が13個あるよね?って確認しましたよ……(あるよね…?)

大阪はABCホール 11/6~11/10
私は、11/7と11/9のソワレ、11/10の千秋楽を観劇しました。

ストーリーや役名等は公式をご参考に……
https://www.west-patch.com/event/carnival/



以下ネタバレ含む個人の感想です↓


先ず思ったのが、殺陣が凄い!ヤバい!日に日に早くなってる!と言うか役者の演技とSEが早すぎてタイムラグ出てるよ!!っていうレベルで早いし、個々の見せ場もちゃんとあって今回の殺陣を付けた星璃くんの実力発揮していました……松井くん対星璃くんの殺陣、松井くん対近藤くんの殺陣、Wしょーりの殺陣、尾形くん対吉本くんのガンアクション。アンサンブルさん方達の殺陣等…いやぁ凄かった……もう圧巻としか言い様がありません。

無銘は結局、何者になるのだっていうのがありましたね。ストーリー上、源義経ではないかというシーンはあるのですが、確定にはさせてない。だって無銘自身が覚えていないって発言しちゃってますからね……義経で良いんですよね?(何故に聞く)
後は個人的に竹下くんの役:諸葛亮孔明。これ過去のパチステや竹下くんがご出演された客演でも見たことが無かった役柄だったので、凄く新鮮でした。黒幕役な竹下くん、孔明様の所作、もう素敵です。あ、素敵と言えばBGM。今回の舞台の音楽が、自分の中で美しいな……ってなったんです。和楽、和ロックとメタルロック、メキシカンに、タンゴ……音楽ジャンルもこんなにバラエティーに富んでたのでいつかカーニバル13のサントラ出してほしい……。それかカーニバル13のDVD特典で何卒……orz

それと先程も書いたガンアクション。吉本くんは安定した感じで、時折お茶目っ気なシーンもあって緩急自在だなって思ったのですが、それ以上に、尾形くんがヤバかった……先々月に客演先でもガンアクションをされていたのですが(それは時代劇モノでした)今回の役処が二人とも西部劇ガンマンなので、ニヒルに色気があって、吉本くんは勿論、尾形くんの新たな一面が観れて、この子こんな表情も出来るのかと驚かされました……。あ、尾形くんお誕生日おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪(このブログを書いた日が丁度尾形くんのお誕生日だったんで)
11/7も井上くんのお誕生日でアフトで祝われていましたよー制作村川さんの手引きで(笑)村川くんもPatchを卒業されてから裏方で一生懸命頑張っていらっしゃいます(*´ω`*)

日替わりブルータス、私は中山くんと三好くんのしか観れなかったのですが、二人とも個性的で、同じ役柄なのに演者によってこうも違うのかと驚きました。二人とも妖艶で色っぽかったなぁ……納谷くんのだけはスケジュールの都合上観ることが出来なかったので、この日替わりブルータスも是非DVD特典に入れて欲しいわ……( ノ;_ _)ノ

実を言いますと、今回チャンバラ劇って聞いたときに、以前のPatch stage vol.3の白浪クインテットみたいな感じなのかなとフラットな気持ちで観ていたんです。でも実際蓋を開けるとそれ以上なのは、当たり前なのですが、個々が今までの積み重ねで、役に対しての見方とか深め方とかが本当に追及されているなぁと感じる場面が多々あって、まだまだ劇団Patchは進化するのだなと実感しました!来年は劇団Patch8周年!!今後の劇団としての活躍、個々の活躍に期待しています!

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11/7のアフトが撮影可だったので撮らせて頂きました(*´ω`*)