タクフェス「くちづけ」
愛知県の刈谷にある刈谷市総合文化センターにて、タクフェス第8段「くちづけ」を観劇。知的障害者施設が舞台の物語になります。あらすじや作品については此方をご参照下さい↓
http://takufes.jp/kuchiduke2020/introduction.html
以下感想になります。今回は感じることが大きすぎたので、メモ欄で書いた感想をそのままコピペしています。毎度読みづらくて申し訳ないですorz
知的障害者の偏見や差別は、舞台上ではマイルドな表現ではあったが、実際は本当に厳しいし、風当たりはキツいのは事実です。(というのも、私自身、医療関係に勤めているので、そういった現場を見ることもあります……私事ですみません。)
うーやんとともちゃん兄妹みたいに、ともちゃんはうーやんを負担だと思わずに受け入れているのに、それを良しとしない周囲、施設の人達も其々葛藤があり、苦悩しながらも前を向いて過ごしていく……。
もし、あの親子を真摯に向き合ってくれる人がいたらと思うのと同時に、託す方も申し訳ないという心境もあり、板挟みみたいな感じになり、観てて辛かった。本人も家族も、周囲も理解を示して、暖かい世界がいつか出来たら……と、改めて思った。一本さんとまこちゃんのやり取りがストーリーが進んでいくにつれて辛く、これがフィクションじゃなくて実際に起きているんだと考えるとゾッとしました。
合間合間にフッとなる場面があると、此方もニコッとしちゃってまして、特にこの舞台はそれが凄く心の癒しになりました。
開演前とカテコは撮影OKでしたので撮らせて頂きました。
前説はタクフェス恒例の観客とのふれあいタイム。この御時世で出来る事は限られますが、それでも、温かく、楽しかったです。
…偶然にも、松村龍之介さんのカメラ目線頂けました(笑)